pockkun's blog

50代の平凡な会社員の日々の”挑戦記”です

意外性に的を絞れば、アイデアも尽きない

ここのところ慌ただしい日が続き、久しぶりの更新になりました。
今回は「意外性を活用する」ことについての考察です。
普段見慣れたものでも、中身や組み合わせ、外見を少しでも変えると、新鮮な感じがすることはありませんか?
身近な例ですが、先日分譲マンションのモデルルームのチラシを粗品と一緒に袋に入れて配っているもの(添付写真)を受け取りました。よくあるのはテッシュペーパーでしたので、そのつもりでいたのですが、同封されていたのはご覧ととおり、お菓子でした。
思わず配っていた人の足元にあるダンボール箱を見ると、確かにティッシュペーパーと印刷された箱もあったのですが、その横には、お菓子の箱もありました。
そこで思ったのは、

  1. 両方を渡す人によって使い分けている・・・小さな子ども連れの人にはお菓子入りを、そうでない人にはティッシュペーパー入りを渡している?
  2. 単純にティッシュペーパーの在庫が切れたから、代わりにお菓子を入れて配っている?
のどちらかかな、ということでしたが、受け取った時は、私一人で、小さな子どもを連れていたわけではありませんから、おそらく後者が正しいかもしれません。
以前はレンタカー店のチラシに使い捨てカイロを入れたものを受け取ったこともありました。一般的に配られていることの多い、ティッシュペーパーではなく、他の実用的なものをもらうと、受け取ってもらえる率も高くなるかもしれませんし、その分チラシが読まれる率も高くなるのではと考えます。

つまり、ほんの少し内容を変えて、意外性を持たせることで、印象が強くなり、その分憶えてもらえたり、実際に使ってもらったりする可能性が高くなるのではないかと。

それも、「ミスマッチに思える」程度が強いものほど、強い印象を与えてくれます。つまり、既成概念にとらわれず「何でもあり」と考えられる柔軟な思考で考えると、アイデアが尽きることはないのではと思われます。

次回はその実例をいくつか紹介させていただきます。
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