勉強道具としてのITの活用例
今回から数度に分けて、スマホやネットなどのITを使った、私なりの勉強法(インプット・アウトプット方法)についての紹介させていただきます。
ネットが普及していなかった時、教科書や参考書、辞書やノートなど結構な種類の重さのある紙の媒体を用いなければなりませんでした。今はそれらのうちノートを除けば(ノートすらもデジタル化したもので十分という方もおられるかもしれませんが)、かなりの割合でデジタル化したものを使うことができます。
また、語学の学習でヒアリングを勉強するには、昔はカセットテープやMD、ビデオテープやDVDを使っていたのも、より小型・軽量のデジタルオーディオプレイヤーやスマホやタブレットのアプリを使うことができます。しかもその多くのコンテンツは無料で。さらには、日本だけでなく、海外の大学の授業や講義もネットで受けることができるものがあるそうです。
つまり、やる気さえあれば、これほど勉強できる環境が整った時代はないと言えます。
そんな中、自分の勉強する目的、例えば
- 実務レベルのアップ
- 資格試験合格
- マネタイズのスキル習得
これが従来のものなら、費用や時間的な点から簡単に変えることが難しかったのですが、今はその限りではありませんから。
ただし、注意しないといけないのは、これらのサイトやアプリなどはあくまで、頭の中に『コンテンツ』を蓄えて、さらに『加工』していくための道具でしかありません。したがって
「完璧に使いこなさないといけない」
という強迫観念などにとらわれることなく、
「ある程度の効果が出れば良し」
と言うくらい、マイペースで使うようにします。
こうして得ることのできた知識や情報を
自分のものにして、さらには自分なりに『加工』して出力してゆきます。
次回はその加工についての手法を紹介させていただきます。