pockkun's blog

50代の平凡な会社員の日々の”挑戦記”です

「アナログとデジタル」…使い分けからハイブリッド使用へ

前回のブログでは省略するとお伝えしていましたが、私自身の復習も兼ねて、今回は「アナログとデジタル」の使い分けと、それぞれを組み合わせたハイブリッド使用法について書かせていただきます。
以前にもこのブログで「勉強道具としてのITの活用例 」としてデジタルツールを使った勉強法を紹介させていただきましたが、それから1年以上経ち、わずかながらも内容をアップデートしております。
まずはそれぞれのツールで普段から使っている代表的なものと、その長所と思えるところのみをあげてみます。
アナログツール(リアルツール
  • テキスト、問題集、ノートなどの印刷、製本物と鉛筆、ボールペンやマーカーなどの筆記用具
  • 長所: 解答や解説のポイントはもちろん、関連情報なども自由に書き込める
デジタルツール(バーチャルツール
  • 学習用アプリ、各種辞書などの検索・翻訳サイトの他、文書や音声、動画を含む幅広い種類ファイルとそれらを保存できる各種メディア(USBメモリーなど)とクラウドサービス
  • 長所: 大量のデータが保存できるだけでなく、その検索も容易
また、それぞれを使った学習が「五感」のどれに関わっているかと分析してみますと、
  • アナログツール・・・視覚(読む、見る)、触覚(書く)
  • デジタルツール・・・視覚(読む、見る)、聴覚(聴く)
になるでしょうか。(両方とも「話す」を加えることもできますが…)
それぞれを使う際のポイントは、次の二つだと考えています。

1.状況に合わせて使い分ける
例えば、アナログツールは、自宅やカフェなどのある程度のスペースが使える場所で使い、デジタルツールは、通勤電車の中や通勤途中の信号待ちの時など、空間的、時間的に限られた状況で使用するようにします。

2.お互いを補完し合う形で使う
デジタルツールもどんどん「進化」し、一部のアプリでは「手書き」できるなど、さまざまな機能が加わってきていますが、「(鉛筆やボールペンで)紙に書いて覚える」ことに比べると、触覚を通じて脳に刺激を与えることについては、未だおよばないように感じます。
(もちろん個人差はありますが…)
逆にアナログツールの書き終えたメモやノート類の保管については、どうしてもスペースを取りますので、それをデジタルツールを使って、各種ファイルに変換して保管する、などです。

つまり、2はどちらにも偏ることなく、それぞれの良さを組み合わせて使用するという、「ハイブリッド使用法」です。
一例をあげると、デジタルで保管した問題集を見て、アナログの紙に解答を書き、答え合わせをして間違えてしまっている箇所を抜き出して、それをデジタル保存することで、iPhoneなどを使えば、いつでも、どこでも見直し(復習)ができる「ノート」を作成することもできます。
他にもいろいろと便利な方法がありますが、実際に使ってみて、改善を加えてゆくことで、自分だけの専用ツールを作りあげることができ、勉強の効率も大幅にアップさせることもできると思われます。
いずれにせよ、求める成果に一歩でも近づくためのツールとして、臨機応変な改良を加え続けてゆきます。
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