pockkun's blog

50代の平凡な会社員の日々の”挑戦記”です

「ハイブリッド思考法」で可能性を見つける

前回に続き、発想の転換を図るのに活用している方法に「ハイブリッド思考法」があります。
その定義について以下、「ハイブリッドに考える思考の技法 (高津尚志氏著 かんき出版)」からの引用をご参照ください。
…「仕事とプライベート」「スペシャリストとゼネラリスト」などのように、世の中には二項対立で語られたり、両立が難しい、相容れないとされる概念や事象が多くある。
それを「どちらか片方を選択する」のでなく、掛け合せて統合的に生かし、大きな価値、ほかには真似できない価値を生み出そうとするのが「ハイブリッド思考」だ。

個人的にアイデアを出すのに使っているのが、「アナログとデジタル」、「日本語と英語」のハイブリッドです。前者については、多くの人が実践されていると思われますので、後者についてのみ、私のやり方を紹介させていただきます。
ハイブリッド、すなわち掛け合わせる前に英語で考える時は、日本語は一切使わず、徹底して英語のみ、すなわち『英語脳』を駆使して考えてみち
思いついたアイデアのメモ書きも、独り言も、またBGMも英語ニュースや洋楽にするなど、
頭の中だけでなく、周辺環境も英語のみにします。
つまり、一時的かつ擬似的にネイティヴになりきり、『英語脳』のみで考え抜くのです。
辞書もアプリも和訳系のものは使わずに、頭の中に蓄積してきた語彙(英語サイト参照は可)のみで思考します。
当然、母国語である日本語と比べてスラスラと言葉にならないのですが、あり合わせの語彙で考え抜くことがポイントです。
このように「限られた資源」を使い倒すことには様々な効果があります。例えば、
  • 課題解決や目標を達成させるためのマインドマップが描きやすくなる
  • 工夫または改善の余地が見つけやすくなる
  • 複雑と思えたことを単純化・簡素化してみることができる
などです。
こうして英語脳のみで精錬したアイデアを日本語で考えたそれと比較した上で、掛け合わせ、または融合させます。
こうして西洋的思考と東洋的思考のハイブリッドによる「中洋的(あるいは中庸的?)発想」
を行っています。
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