使えば使うほど増えるモノ
タイトルについての私なりの考えは、ずばり、『能力(脳力)』ではないかと思います。これほど優れた『資源』は他にないのではないかとも。
最近のテレビのCMを見るたびに思うのですが、ネット検索サービスやスマホ関連、特にゲームものが増えているのに気づきます。
両方とも、適度に使用したり、楽しむのには問題ありませんが、過度にのめり込むと、能力(脳力)を衰えさせるだけではないかと思います。
ネット検索サービスを例にあげると、
自分で憶えようとしなくなったり、考えようとしなくなったりすることで、脳の本来の機能を使う機会が減り、結果としてそれらの機能が劣化する、という悪循環になるように思います。
ある著名なビジネスコンサルタントの方たちが、
「数年間もかけて学校で習う勉強による知識量など、数百円のメモリーに保存できる量にすぎない」
「誰も挑戦しないような、もっと創造的な分野、グローバルな視点で競争できる分野に注力すべき」
という主旨を内容をその著書で書かれていたことを読んだことがあります。
「なるほど、一理ある」と思う反面、「はたしてそう言い切れるのか?」と強い違和感を感じました。なぜなら、ITなどの科学技術が目覚ましく発展している現在より以前の時代、いえ、ほんの30年、40年前などでも、コンピュータも非常に高価なもので、その記憶容量も今よりはるかに少なかったわけです。そのような時代は、ある意味自分の『脳力』をフルに使わないとならない時であったと思います。
いわんや、それよりはるか昔の時代などは。だからこそ、その時代、その時代に突出した業績を残す人が少なくなかったのではと考えます。
別に今の時代ITの『恩恵』ををあえて使わないことを推奨するのではありません。逆に上手に活用することで、自分自身の能力(脳力)を高める方法を模索し、このブログで実践報告をしてゆきたいと考えています。