pockkun's blog

50代の平凡な会社員の日々の”挑戦記”です

「時務を識る者は、俊傑に在り」…今何をなすべきか

3ヶ月ぶりの更新になりました、こちらのブログですが、その間にいろいろと考えさせられたことについて、数回に分けて、書かせていただきます。
何かをするときは、事前に計画を立ててからその通りに行おうとするのですが、予想外の「横槍」などが入ったりして、計画の変更を余儀なくされることもしばしばあります。
以前はその都度、憤慨したり、失望することが多かったのですが、近頃は「(全ての事象は)なるべくしてなった」と思うようになりました。
自分自身では、最適のタイミングと考えではいても、時期尚早であったり、準備不足、または実力不足であったりすることが多いようです。
また、逆に今までも知識としては知っていたけれど、実践していなかったことも今こそがそれを始める時期である、と思うことも増えてきました。
運命論を語るわけではないのですが、「すべては最適のタイミングで起こるべくして起こる」ということではないかと、思い始めました。
そしてその「流れ」のようなものが、なんとなくですが、感じ取ることができるようになってきました。それに基づいた「今何をなすべきか?」という具体的な分析・実践方法について、次回書かせていただきます。
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「反復訓練」もルーティン(習慣)化で

何か新しいことをマスターする手段の一つに『反復訓練』というものがあります。
ペンタゴン式 目標達成の技術 一生へこたれない自分をつくる  」(カイゾン・コーテ氏著 幻冬舎)による定義では、
文字通り、一つの知識を確実なツールとなるまで、何度も繰り返し学び、実践し、どんな状況下でも使いこなすことができるまで訓練するというもの
とされております。そして、ペンタゴン24時間体制の反復訓練を徹底させるような事例として、紹介されているのが、
ペンタゴンが誇るDefense Language Institute (DLI)というペンタゴン参加の語学教育機関があり、入門するとわずか1年足らずでどんな外国語も、完全にマスターできるという点です。
という語学習得システムです。
教育法も特殊であり機密になっている部分も多いそうですが、
間違いなく言えることは、彼ら(そこで学んだ人)が短期間で語学のエキスパートとして巣立っていける理由の一つに「反復訓練」の存在があるということです。
具体的には、
単語、文法、日常表現、文化背景の理解に至るまで、DLIでは学ぶべきすべての知識を何度も繰り返し学ばせることによって、外国語を使える知識として落とし込みます。たった1年という、わずかな期間に行われる膨大な反復訓練が、語学の達人を生み続けているのです。
DLIの例でも分かるように、反復学習の成果は知識を生きた形で構築するのに非常に有益です。できてもできなくても、繰り返し訓練を続けることで、最終的には知識は血となり肉となるのです。
ということです。
昨日から私自身の英語の発音の矯正のために始めた、フォニックス学習法はアメリカの幼児や小学生向けの教育法で、「音声の世界と文字の世界を結ぶ橋のようなもの」(アメリカの子供が「英語を覚える」101の法則  日本人には目からウロコの発音術   松香洋子氏著 講談社+α文庫)と言われています。これをマスターするにも、やはり繰り返し何度も反復訓練を行うことが必須になります。
では、いつ、どこで、その訓練を行い、それをルーティン化(習慣化)するべきか考えてみました。そこで考え着いたのが、ルーティン化できている自重トレーニングの各クールの間に取り入れることでした。
つまり、その間の休憩時間約4、5分にフォニックスによる発音練習を行うというものです。
これにより、
  • トレーニング間のわずかな休憩時間も有効に活かせる。
  • すでにルーティン化できている自重トレーニングとセットにすることで、無理なく習慣化できる。
  • 口を動かす点では、身体を動かす自重トレーニングと同じ、アウトプット系の練習になるのでお互いの相乗効果も出せる可能性あり。
と期待しています。
自分に合った形で無理なく続けることができるようにアレンジして、正しい発音を身につけます。
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『弱み』を克服して『強み』に変える

長年勉強し、また仕事でも使っている英語について、これまで『弱み』として認識しておきながらも、克服しようとしなかった発音について、基礎から学び直すことを決意しました。
その理由は、会話でコミニケーションする機会が、これまで以上に増えることを予感したからです。
今までも、
  1. 仕事では時差の近い国の取引先とは電話で話す機会があった。
  2. 日常生活でも旅行者の人に道案内を頼まれることがあった。
あり、かなり「怪しい」発音ながら、何とかそれに応えることができていたのは、以前からのやり取りや相手が求めるニーズを把握できていたことで必要最低限のコミニケーションが取れていたからでした。
それが今後は、
SNSなどのコミニケーションアプリのさらなる発展
②グローバリゼーションによるビジネスや学習機会のボーダレス化
などにより、これからはより海外の方とリアルタイムに情報交換する機会、それも会話によるものが増えることは必然と考えています。
翻訳アプリなどがさらに改良されてくれば、わざわざ英語などを習得する必要はないという意見も一部ありますが、相手の言葉を直接聞き、それに対する回答を自分の頭で考えて、適切にそれを伝える、または、自分の意見をその場で伝えるには、本当に使いこなせる『ツール』として身につけておくことは必須になると思います。
そのためにも、今まで身につけた、「読む」「書く」といったインプットとアウトプットの組み合わせに、正確な「聞く」「話す」を加えるキーとなる『発音』を身につけることで、ツールとしての英語を『本物』にします。
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スキルとセンスの『ハイブリッド』でレベルアップを

プレジデント2016年2月29日号「年収2000万のノート術 年収400万とはどこが違うか」で、スキルとセンスの違いについて述べられている記事がありました。
「スキルは教科書で学ぶことはできるが、センスはノートでなければ磨けない」そうです。
また、「経営に必要なものはスキルよりもセンス」とも。
「スキルの習得に必要なのは、正しい方法論と時間と継続的な努力の三点。これを積み重ねれば、スキルは必ず習得できる」、例えば英語の習得などがこらに当てはまるそうです。
なるほど、うなずくところばかりでした。ただ、個人的には、スキルもセンスのバランスは、時と場合により変化するものではないかと。どちらか一方に偏り過ぎても、お互いを上手く活用できないものと思います。
なぜなら、センスは言葉どおり、『感覚』つまり、「感じ取る」という、インプット的なもの。逆にスキル、『技能』は、表現したりするアウトプット的なものですから。(人により解釈は違いますので一概に言えませんが。)
そうすると、
①センスを磨く:工夫する
②スキルを積み重ねる:努力する
の二つを相互に実践してゆくことがポイントになるのかなと考えます。
早速試してみて、その『相乗効果』に注目してみます。
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最小限のアイテムで生産性をアップさせるコツ

ミニマリズム(最小限化)の影響を受け、最近はアイテム類をいたずらに増やすのではなく、「今手元にあるもので対応する」ことを常日頃から意識しています。以下その具体例です。
アプリによるカメラや腕時計(タイマーやストップウォッチ)、カレンダー、スケジュール帳、ルーペ、ラジオ、メモ、辞書、電卓、ボイスレコーダー、ミニ懐中電灯の代用。
多くの人が同じように使われていると思います。私の場合は、リマインダー機能も多用して、雑用を含むタスク管理を忘れずに処理するようにしています。
また、自重トレーニングなどの回数記録にはExcelを使います。
キャッシレス支払いによる小銭管理の省力化
電車などの乗車賃はもとより、電子マネーの使えるお店では積極的に使うようにしています。
また、一定額のみチャージしておくことで、現金とは別に、ひと月あたりの使用金額を管理するのにも適しているように思えます。
例3.日記帳(アナログノート)
もうひとつの日記ブログに書く内容は、このアナログノートの一部を抜粋したものです。あえて紙のノートに書く理由は、手書きによる触覚への刺激が、その時の感情や状況についての記憶の呼び起しや、さらなるアイデアなどの閃きを促してくれるからです。他にも利用した店のレシートやチラシの切り抜きを貼り付けたり、買った品や受けたサービスについての感想などをその日記帳に書き込みします。こうして次にその店を利用する時により効果的な買い物やサービスを受けられるように、また他の店と比べて、それぞれの長所短所(品揃えや価格、店員のサービスレベル)を把握し、長所のみを利用させてもらうようにしています。
また、本や雑誌、新聞やネットニュースで見つけた参考になる記事なども要点をそのノートに書き残し、実生活にも応用できる方法を探ってみたりしています。
どのようなアイテムでも使いこなせないと「無用の長物」になりかねないことは十分に理解しているつもりですが、実践(検証)してみて初めて自分にとっての有効性がわかるということも再認識しています。
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あえて「少なくする」ことで能力をアップさせる

前回予告していた、「自分に負荷をかけて『潜在能力』を発揮する方法」をひとつずつ実践しています。
今回は、少なくすることで、生産性を上げるやり方についてです。
まず、時間についてです。「善は急げ」「先んずれば人を制す」と言われるようにスタートの時間を早めるのは重要ですが、その分だけ、いやそれ以上に終える時間を早く設定しておきます。つまり、何事においても所要時間を短めにするように努めるのです。
その最大の理由は、集中力を十二分に発揮するには短時間で済ませる必要があるからです。
ただし、いたずらに動き回るのではなく、イメージとしては、書道で、静かに正座して、硯で墨をすり、筆をとって字を書くように一つ一つと動作を一連の流れにしたがって進める感じです。
こうすると、結果として、やり直しすることもなく、一度で仕上げることができます。
具体的には、机周りで視界に入る「ノイズ」となるものはすべて片付けて、目の前の取り組むべき仕事にのみ集中します。
中途半端にあっちに手を出し、こっちをおろそかにしない、ターゲットを絞り込むことにより、その瞬間に集中しきることで、普段の実力以上のものを発揮できるようになった気がします。
次回は、使うアイテムを少なくすることによる生産性のアップについて書かせていただきます。
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9割の正攻法と1割の奇策で

今回は問題解決を利用した潜在能力開発についてです。
何かしらの問題に直面した時など、論理的思考で対処するケースがほとんどであると思います。逆に直感的判断にまかせることは少ないかと。
ただし、その割合も与えられる条件によって大きく変わることがあります。例えば、わずか数分、いえ数秒で答えを出さざるをえない状況の場合は、瞬時に直感で決断することがありますが、結果としてうまくいくことも少なくありません。
その他、与えられた情報が少ない場合も、そこから引き出せる(想定できる)答えを過去の経験値から瞬間的に導き出すこともあります。この特徴を活かして、普段から自分を追い込む状況を作り出し、潜在能力を引き出す訓練を思いつきました。
仮説を思いついたら、すぐに検証し、確かめることが大切です。
早速明日から「実験」してみて、結果を報告させていただきます。
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