pockkun's blog

50代の平凡な会社員の日々の”挑戦記”です

『一石多鳥』思考編

今回は「一つの行動で二つ以上の成果を出す」、『一石多鳥』効果についての続きとして、その思考編を紹介させていただきます。
よく耳にする言葉に「趣味と実益を兼ねる」というものがあります。個人的には、「好きでしていることが、生産的なものとして、何かしらの役に立ち、金銭的なものがリターンされる」というふうに解釈しています。
私の場合、趣味のひとつ「読書・勉強」がそれに該当すると考えます。その理由として、
  • ビジネス書や新聞の経済面や読者の投稿欄、ネット上のブログやSNSなどの投稿から、多くの学びや気づきを得られる他、買い物や所用で外出したり、人と会うことでも、リアルの世界での様々な変化や動きを感じ取る、すなわちインプットができる。
  • そうしてインプットしたことのいくつかのうち、使えそうと思ったノウハウは、自分自身のケースに応用できるようにアレンジをした上で、実際に試してみたり、ブログやSNSで投稿したりという、アウトプットすることで、仕事を含む日常生活の場で有効に活用できている。
  • アウトプットするまでの、自分なりのアレンジやキュレーションが思考の訓練になり、また、アウトプットした後の相手や周囲の反応から、さらなる改善のヒントを得ることができる。
などです。すぐに金銭的な効果(時短によるコストダウンなど)が現れるものもあれば、コップに水を少しずつ注ぎ続け、最後には表面張力を破って、外に溢れ出すようなイメージで、ある時突然に仕事の依頼などを受けることも十分考えられます。

また、言葉を変えると、一石多鳥効果を考えて行動することは、常識の限界を突き破り、新たな領域に踏み込むことに直結しているとも言えます。それは新たなニーズや可能性を生み出すことにも通じているものと考えます。
ゼロからは何も生まれませんが、小さくとも様々な素材を合わせ、思考と行動という『触媒』を加えることで、予想もしなかった化学反応を起こす、そのためのキッカケとしても、「一つの行動に二つ以上の目的を持たせる」の実践を続けてゆきます。
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