人間関係も適材適所で
今回は身の回り品の整理整頓をすることにより、気づいたことを書かせていただきます。
「適材適所」という言葉どおり、
- 必要なもの
- 不要なもの
例えば、「必要なもの」の場合は、
- 使用する頻度
- 関連するもの
- 置いておく場所
そうするうちにふと、
「人間関係についても、同じことが言えるのでは?」と思いつきました。
つまり、
- 仕事関係
- 友人・知人関係
- 家族・親戚関係
1.仕事関係
普段会社などで仕事をする中で、
上司や同僚、部下、そして顧客という
人々と関わってゆくわけですが、自分にとっての重要度により、力の入れ方も変えていく必要があります。
従来であれば、
「上司>同僚>部下>顧客」
というふうに、理論上は「顧客最優先」というものの、組織に所属する以上、その上下関係の方が、関係する時間が限られる顧客よりも実質上優先されていた気がします。
しかし、これからは組織も従来のピラミッド型から、より平面的なフラット型になってゆき、社員一人ひとりのスキルと、その顧客(あるいは同僚や部下)との信頼関係により、売上をあげ、利益を生み出すことで、所属する組織に貢献し、それに応じた報酬を得る形になる傾向が高くなると考えております。
そのように変化していく中で、自分自身の「立ち位置」を冷静に分析し、社内などの組織内で、どのような人たちと関係を強めておくべきか、逆にあまり関わるべきでない人物をそれぞれ、その理由を含めてリストアップし、グループ分けしておくのです。
関係を強めるべき人物たちを例にあげると、
- 仕事の進め方などについて相談できる「知恵袋的」なアドバイザーグループ
- 一緒に実践的な作業を行うアクショングループ
- 自分にないスキルや特技、資格を持つプロフェッショナルグループ
などです。そうしておいて、実際に仕事で関わるバランスを変えてゆきます。その結果もしっかり記録しておき、予想どおりであれば、そのまま継続し、予想したものと違った場合は、その理由を分析し改善策をたて、次回試してみます。
それでも、結果が好転しなかった場合は、いったんその人との関係強化は「棚上げ」しておきます。
大切なポイントは、仕事で関わる人たちとの高めるべき、あるいは省略化すべき親密度のバランスを見極め、そこにエネルギーを効率よく振り分けすることだと考えます。
次回は「友人・知人関係」についての考察を書かせていただきます。