pockkun's blog

50代の平凡な会社員の日々の”挑戦記”です

失敗した経験を次に生かすには?

今回は失敗した場合の私なりの「改善法」についてお伝えします。
 
仕事で失敗、あるいはそこまでいかなくても思ったほどの成果が出せなかった時は、
必ずA6サイズのノートにまず、その「結果」を書き出します。
そこから、スタートまで「逆行」して、どのような過程をたどったかを振り返って
みます。一例をあげると、海外の取引先から商品の入荷が予定遅れた場合、
 
①出荷が予定どおり行われるのか、問い合わせをしたか?
 →メールはしたが、返信はなかった
②出荷が遅れるとの事前連絡はあったか?→なかった
②注文の受領連絡が届き、こちらの希望通りの納期で可、との連絡はあったか
 →あった
*基本海外とのやりとりは時差の関係もあり、メールが主になり、国際電話を
  かけるのは時差の近い国か、そうでなければ、よほど緊急の案件の場合のみ、
  現地の営業時間に合わせて夜中や早朝に自宅からかけたりします。
 
などを振り返り、遅れた原因がこちらにあったのか、あるいは先方にあったのか
などを分析してゆきます。この場合は先方からの納期遅延の事前連絡がなかった
ため、遅れることが把握できていなかったわけですが、なかなかこちらの都合に
あわせてくれないことも少なくありません。
 
そこで最近意識して行っているのが、一般に言われるように
 
「相手(の性格や行動)を変えることはできないが、自分を変えることは
 できる」
 
または孫子の兵法にある
 
「敵(相手)を知り己を知れば百戦危うからず」
 
の教えどおり、相手の行動パターンの分析と次回からの自分の対応策について」考えるようにしています。
 
例えば、
 
1)仕入先への注文は今まで通りの希望納期で伝えるが、実際は遅れることも
  考慮して、余裕を持った納期で入荷する計画を立てる。
2)仕入先の非を一方的に追及して反発を買うようなことを避け、一緒に協力して
  状況を改善しようとする姿勢を見せる。
3)運送に携わる船便会社または航空便会社に協力してもらい、現地営業所での
  商品回収状況を随時連絡してもらう。
 
などです。実際にこれらを行ってかなり改善できたケースもあります。
 
ともかく、失敗やミス、あるいは、こちらの想定外のできごとについても、
 
結果を記録→過程を振り返る→改善法や対処法を練る
 
を徹底することで、同じことを繰り返し起こさないようにしています。
すでにお気づきの方もおられると思いますが、これはPDCAサイクル
 
C(チェック)とA(アクション)
 
になりますでしょうか。
 
次回は新しい試み、例えばこのブログの継続のP(計画)とD(実行)について
の考えを書いてみたいと思います。