「寝かせていたこと」は決して無駄ではない
このブログの更新も久しく休止状態になってしまいました。今回は同じように、しばらく放置してきたことについての考察です。
最大の趣味の一つである読書で、我ながら困ったことがあります。それは、せっかく買った本も最初の数ページだけ読んだまま、そのまま放置してしまう傾向か多いことです。日常生活では他にすることが多く、それらに時間を取られてしまい、中断したままになることがほとんどでした。その後しばらくして買う本の内容もまた同じようなものが多く、後でそれに気づいて自己嫌悪におちいることも少なくありません。
当たり前のことなのですが、読まない本がたまってくると、それに占領されるスペースもかなりのものになりますし、それが気になりだすと、他のことへ集中できなくなります。
それらを反省し、「まだ読了していない本があるうちは、新しい本を買わない」ことを決意しました。
また、今日から一冊ずつ、読み終えていなかった本を読むのを再開することにしました。
最初の一冊が、添付写真の本です。
読み始めると、
- 以前読んだ際にページの余白に書き込んだ自分なりの応用アイデアのメモなどを読み返すことで、そのアイデアをさらに発展させてより実用的なノウハウを思いつく。
- 他の本で読んだことのあるノウハウとの共通点や関連性を見つけ、お互いを掛け合わせることで、相乗効果を発揮させるやり方を考え出す。
など、時間をおくことで、その内容の理解も深まり、より多くのことを学べることに気づきました。そう考えると、これまで放っておいたことも一概に無駄とは言えないのかもしれません。
そういう意味で、「全ては最適のタイミングで起こる」ということ実感するのでした。
この調子で、「溜め込んだ本」から学ぶ知識やノウハウをより実用的なものに変換し、『実際に活用できるもの』として、頭の引き出しの中に貯め込んでゆきます。