pockkun's blog

50代の平凡な会社員の日々の”挑戦記”です

自身の「棚卸」をして強みと弱みを分析する

二年近く更新できていなかったこのブログですが、

思うところがあり、タイトルの記事を書くことから再開することにしました。

まずは今までに取得した各種資格を振り返ることから始めたいと思います。

  1. ITパスポート試験(2009/5/26)
  2. 工業英検試験3級(2010/11/14)
  3. 3級ファイナンシャル•プランニング技能検定試験(2011/5/22)
  4. TOEIC 720点(2012/5/7)
  5. 工業英検試験準2級(2015/7/25)
  6. 中国語検定試験準4級(2018/6/24)
  7. 中国語検定試験4級(2018/11/25)
  8. 中国語検定試験3級(2019/3/24)

こうして並べてみると、その時その時の関心事や興味が何であったのかがよくわかり、ちょっとした自己プロファイリングにもなります。

実際に今一番夢中になっているのは、中国語学習です。三年前に始めたものの、三日坊主で終わってしまっていましたが、台湾人の友人ができたことで

昨年から学習を再開し、上記のとおり3級試験まで合格することができました。

検定試験合格は、あくまでスキル習得の目安の一つにすぎませんが、学習のモチベーションを維持する効果は見逃せません。

少なくともやるからには、ビジネスでも使えるレベルまで高めたいと考えています。

そのための次のステップとして、必須とも言える中国語検定試験2級の合格に向けて、学習を続けることはもちろんのこと、今まで培ってきた人生経験も活かして、学習の成果を十分に発揮してゆきたいと思います。

次回は引き続き、棚卸で得た自己分析の結果と今後の戦略についての考察を書かせていただきます。f:id:pockkun:20190511235610j:image

 

 

 

"ADCA"サイクルでアイデアにノウハウに

イデアの浮かびやすい場所として、昔から言われている三つの場所として、「三上」(さんじょう)というものがあります。その内訳は「馬上(ばじょう)、枕上(ちんじょう)、厠上(しじょう)」の三つを示し、現代風に表すと

馬上・・・通勤電車や車の中、

                  徒歩でなどによる移動の途中など。

枕上・・・ベッドの上や布団の中など寝床

厠上・・・トイレの中

になりますでしょうか。

特に「馬上」は、該当する範囲が広く、移動に関するものはほとんど当てはまると思われます。私自身、休日のランニングやウォーキングの際に、よくアイデアが閃きます。

仕事に関わるものもあれば、トレーニングや勉強に関することも少なくありません。

ただ、全てのアイデアに共通するのは、実際に試してみないことには、閃かなかったことと同じということではないかと思います。

そういう点で、全てのアイデアは検証が必要な仮説に過ぎず、実践してみて初めて形を現すといえます。

その結果を評価し、予想(期待)どおりであったか、そうでなければ、

  • 何が足りなかったか?
  • どのように改良(または改善)すればよいか?

など分析し、次にそれらを考慮した行動を取ることで、実際に使えるノウハウにまで磨きあげます。

PDCAサイクルに例えるなら、

  • A(アイデア
  • D( Do: 実行)
  • C(Check:検証)
  • A(Action: 改良・改善)

で、いわゆるADCAサイクルと言いましょうか(笑)

実例を二つあげさせてもらいます。

1)自重+アルファのトレーニング

少ない回数でより効果を出すために負荷を増やす方法が一般的なのですが、実際にシットアップという腹筋運動で

「パワージャケット5kgに鉄アレイ3kgを両手に持ち、計11kgにすれば効果も大きくなるばす」

と思いついた時のことです。

スクワットという足腰のトレーニングでも、そのやり方を実践していましたので、予想通りかなり、キツい負荷が腹筋部にかかったのですが、それ以上に臀部(お尻)にかかる 負荷も比べものにならないものがあり、これを続けているとお尻の皮が剥けかねないと感じました。

実はトレーニングの際は、必ず厚さ約4mmのストレッチマットを敷いて、その上で行なっているのですが、上記の負荷だとそれだけては不足のようです。知恵を絞った結果、屋外のスポーツ観戦などの時に寒さを軽減するために使われる携帯式の折りたたみ式クッションがあることを思い出し、早速それを試したところ、予想通り臀部への負荷が軽減され、痛みもない状態でトレーニングを続けることができました。

2)旅行会社のパンフレットや鉄道会社の無料情報誌によるテキスト・ノート作成

来月8月20日(日)に受験する通訳案内士筆記試験の科目一つである、日本地理の勉強用として、無料で入手可能なパンフレットと情報誌をいくつか入手し、実際の過去問の出題傾向と重なる部分を抽出してみました。本格的なテキストや問題集と比べると情報量こそ少ないものの、『旬』の情報が厳選されていると言え、そういう点では十分に活用できます。

また、量として不足している点も、一般的なテキストな問題集を使って補足すれば、より実用的なテキストやノートに仕上げることが可能です。

これらのように、

  1. 思いつく
  2. 試す・実践する
  3. イメージ通りか検証する
  4. イメージ通りでない場合、すぐに改良改良・改善できるところから手をつける

のサイクルで、アイデア(仮説・理想)をノウハウ(実用法・現実)に『変質』させることが可能になります。

「完璧なものは無い」けれど、"Practice makes perfect."ならぬ、"Exercise makes better."

「実践でより良くなる」

応用範囲は無限大です。

 

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"responsibility (反応力)"で『現実』を変える

数年前に読んだ本の内容で、「責任に該当する英語は"responsibility"だが、本質的な意味は『反応する力』で、日本語の責任とはニュアンスが違う」というものがありました。

その時はそれほどピンと来なかったのですが、

昨日の朝目覚めた時に、その言葉が突然頭に浮かび、実践してみようと思ったのです。

不思議なことに早速、その『力』を試す場面に出くわしたのが、朝の通勤電車内でした。

最寄り駅を6:00amちょうど発の電車なので、ほぼ100パーセント座れるのですが、次の駅で旅行なのか、それぞれ大きなトランクを持った60代半ばの夫婦と思われる二人が乗車し、向い側の座席に座りました。奥さんはそうでもないのですが、ご主人の話す声が、とても大きく、目を閉じて『瞑想』(朝のルーチンにしています)していたのが遮られる形になりました。

今までこういう状況に出くわした時は、ほぼ必ず「イラっとしていた」のですが、意識を変えて、

  • 「年配の方だし、耳が少し遠いのかも…」
  • 「2、3駅ほどで他の路線との乗り換え駅に着く。旅行に行く様子なので、そこで乗り換えるのでは?」

と考えて、心を落ち着けることにしました。

後者の予想通り、その駅で二人は降車し、いつもの静かな車内に戻りましたので、再び瞑想に戻ることができました(笑)

出社後、会社でも、この『反応する力』を上手く使うことで、いつもより冷静かつ生産的に仕事を進めることができました。(その内容は省略させていただきますが、ご了承ください)

再び帰りの電車でも、意識の切り替えが役立つ場面に遭遇しました。

乗車した時は空いている座席が無かったので、吊り革につかまって立っていました。

ある駅に着いた時、目の前に座っていた人が立ち上がったので、座ろうとしたのですが、直ぐ隣にいた30代と思われる女性が、滑り込むようにその席に座りました。

この時も「呆れかえる」ところを

  • 「そう言えば先ほどから、盗塁を狙っている野球選手のように、空きそうな席を探している様子だったな。よほど座りたかったのか。」
  • 「こちらは朝も座ってるし、デスクワークだから、立ち疲れしてないから、まあいいか。」
  • 「ある意味、見事な『体さばき』だったな。集中力と瞬発力とたまものか…」

などと考え方のベクトルを変えることで、

ネガテイブな感情にならずに済むことができました。

このように意識(考え方)や行動を変える、つまり自分の受け取り方(反応)次第で、どんな事象もプラスに、あるいは少なくともニュートラル(中間的)なものにすることができます。

感情的になるよりも理性的に処理を行なうことで、トラブルやピンチも現状改善のチャンスにすることも可能となり、ある意味、「現実を変える」ことができていると言えます。

さらに発展させることができれば、本当の意味でも、変えることができるかもしれません。

こらからも、この『反応する力』の可能性に注目してゆきたいと思います。

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自己流メソッドをドンドン試す

今回は仕事で使う英語と趣味で勉強している中国語の独習法についての考察です。

学習ツールの一つとして、A4サイズのノートを「トリンガルノート」と名付けて使っています。

左側のページは英語を、右側のページは中国語を書き、それぞれ同じ意味または似たような意味の表現や文章を書くようにしています。

基本的に日本語の書き込みは、補足説明など必要最低限にし、それぞれの言語で憶えておくべき表現や文章を書き写していくのですが、左側のページ、つまり英語表現ばかりが消費され、右側のページが白いままになっています(苦笑)

さすがに勉強を始めて一年の中国語と中学生から学び続けて36年(⁈)になる英語とでは語彙数だけ見ても雲泥の差があります。

そういった「ギャップ」をあえて活用する方法についてもいろいろと試行錯誤中でして、 その詳細については次回紹介させていただきます。

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集中力こそ「最大の武器」なり

20年以上前のことなので、何のテレビコマーシャルだったかよく憶えていないのですが、

「コンセントレーション…集中力は最大の武器である」というキャッチコピーがありました。

その時は若かったせいかピンと来なかったのですが、アラフィフの今になると、「まさにそのとおりである!」実感することばかりです。

仕事や勉強はもちろん、スポーツや習い事を含めて、日常生活のすべてにおいても、いかに集中力を発揮できるかが、成否の分かれ目になると考えています。

私自身、集中力を保つために工夫しているのかが、

  1. 集中の対象となるもの以外は目に入らないようにする。
  2. クラシックなどのBGMの力を借りる。
  3. 実行する時間を決めて「ルーチンワーク」にしてしまう。
  4. チョコレートなどの甘い物を補給する。
  5. 瞑想またはイメージトレーニングを行う。

などです。

特に力を入れているのが、5の瞑想やイメージトレーニングです。基本的に瞑想は頭の中をリセットするようなイメージで思い浮かぶことを肯定するでもなく、逆に否定するでもなく、ただ観察するようにしております。一方のイメージトレーニングでは、具体的に何をするのか、その結果としてどのような状態を望むのかを思い浮かべます。

前者は無意識(潜在意識)からのメッセージを受信するような感じでどちらかと言えば、受動的、後者は脳と身体にこれからなすべき行動と期待する結果をプログラムするという能動的なトレーニングしてとらえています。

いずれにせよ、これらは集中力を発揮するためのウォーミングアップです。

限られた時間や条件下で、実力を十分に、またはそれ以上に発揮するためにも、こういったトレーニングを積み重ねてゆきます。

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中国語を半年学んで気づいたこと

今回から数回に分けて、4月から主にラジオ講座のテキストを中心に、中国語の勉強を6カ月続けて感じたことを書かせていただきます。
ヨーロッパ圏の人が英語をマスターしやすい理由として、アルファベットという共通の文字(多少異なるところもありますが)を使うことが、あげられますが、同様のことが、日本人が中国語を学ぶ時にも当てはまるように感じています。
そう、漢字です。厳密に言うと、全く同じ意味(同形同義)で使われているものも、もちろんありますが、違う意味で使われているものの方が多いような気がします。また、字体も中国の標準語「簡体字(かんたいじ)と呼ばれる、古い字体の漢字『繁体字』(はんたいじ)を簡略化したものが、使われており、一見すると、略字というよりも、何かしらの『暗号』のように思えるものもあり、その意味を認識することが難しいことも少なくありません。
それでも、この漢字という共通の文字を使っているメリットを活かせば、ひょっとすると、中国語は英語よりもマスターしやすい外国語ではないかと思います。
次回は、その根拠について、実際の実例を紹介させていただきます。

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「寝かせていたこと」は決して無駄ではない

このブログの更新も久しく休止状態になってしまいました。今回は同じように、しばらく放置してきたことについての考察です。

最大の趣味の一つである読書で、我ながら困ったことがあります。それは、せっかく買った本も最初の数ページだけ読んだまま、そのまま放置してしまう傾向か多いことです。日常生活では他にすることが多く、それらに時間を取られてしまい、中断したままになることがほとんどでした。その後しばらくして買う本の内容もまた同じようなものが多く、後でそれに気づいて自己嫌悪におちいることも少なくありません。

当たり前のことなのですが、読まない本がたまってくると、それに占領されるスペースもかなりのものになりますし、それが気になりだすと、他のことへ集中できなくなります。

それらを反省し、「まだ読了していない本があるうちは、新しい本を買わない」ことを決意しました。

また、今日から一冊ずつ、読み終えていなかった本を読むのを再開することにしました。

最初の一冊が、添付写真の本です。

読み始めると、

  1. 以前読んだ際にページの余白に書き込んだ自分なりの応用アイデアのメモなどを読み返すことで、そのアイデアをさらに発展させてより実用的なノウハウを思いつく。
  2. 他の本で読んだことのあるノウハウとの共通点や関連性を見つけ、お互いを掛け合わせることで、相乗効果を発揮させるやり方を考え出す。

など、時間をおくことで、その内容の理解も深まり、より多くのことを学べることに気づきました。そう考えると、これまで放っておいたことも一概に無駄とは言えないのかもしれません。

そういう意味で、「全ては最適のタイミングで起こる」ということ実感するのでした。

この調子で、「溜め込んだ本」から学ぶ知識やノウハウをより実用的なものに変換し、『実際に活用できるもの』として、頭の引き出しの中に貯め込んでゆきます。

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